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勝田吉彰・関西福祉大教授
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勝田吉彰・関西福祉大教授

 新型コロナウイルスのワクチン接種は、2回を済ませた人が全国で55・8%(24日時点)となった。多くの人が発熱やだるさといった副反応を経験し、神戸新聞社がアンケートで「(生活への支障を避けるため)工夫したこと」「準備しておけば良かったこと」を尋ねたところ、さまざまな「備え」や「教訓」が寄せられた。母子家庭など協力者が少ない人の苦労がうかがえ、保護者が子どもに接種させるのをためらう声もあった。(久保田麻依子)

 アンケートは無料通話アプリ「LINE」やツイッターで実施。回答した約1100人のうち、1回以上接種を済ませた約千人の8割が副反応が「あった」と答えた。自由記述では「夫婦で別々の日に接種」「解熱鎮痛剤を用意」「ご飯の作り置き」「子どもの送迎の段取り」など身辺の備えに多くの意見があった。

 母子家庭という神戸市の30代女性は「小学生の子どもに水筒の洗い方を教え、冷凍ご飯や納豆、レトルトカレーを準備し1人でできるように用意した」と、周囲に頼れる人がいない状況を打ち明けた。

 制度の充実を求める声も。同市の40代女性は、子どもの世話ができなくなる懸念から「接種を諦めるママも多い」とし、「接種会場で託児や家事支援などの制度を活用できないか」と記した。一方、同市の30代男性は自身の副反応が「思った以上にしんどかった」と振り返り、「子どもの接種は正直、見合わせたい」と迷う気持ちをつづった。

      ◇

 アンケートは7~12日に実施。副反応の症状別(複数回答)では接種部位の痛みが7割超と最も多く、倦怠感・疲労が5割弱▽発熱が4割超-と続いた。

      ◇

 感染症に詳しい関西福祉大学(赤穂市)の勝田吉彰教授(渡航医学)に、副反応について解説してもらった。

 -熱が出る前に解熱鎮痛剤を飲んでもいい?

 「効き目があるかもしれないが、接種前や症状が出る前に安易に服用するのは控えてほしい」

 -接種部位の痛みなどの副反応がつらい。

 「冷却シートは痛みを和らげるのに効果がある」

 -接種して倒れた人がいると聞いて怖くなった。

 「大半は『血管迷走神経反射』と呼ばれるものだ。注射が苦手な人や極度に緊張した人が、接種時に血圧が下がり、めまいや立ちくらみ、失神を起こすことがある。疲れているときに出やすいので、接種前日は体調を整えてほしい」

 -生理が遅れたり生理痛や排卵痛がひどくなったりした人がいると聞いた。

 「コロナ禍での環境変化や、接種のストレスから起こることもある」

 -10代の子どもへの接種に不安がある。

 「『第5波』は子どもの感染が顕著だ。変異株で子どもが重症化したケースも海外で報告されており、感染を抑えるのにワクチンは効果的と考えられる」(聞き手・久保田麻依子)

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