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調査結果について解説する森康子教授=30日、神戸市中央区楠町7、神戸大学医学部
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 神戸大学は、兵庫県内で健康診断の採血をした千人分の血清を対象に調査したところ、2・1%に新型コロナウイルス感染歴を示す抗体が確認されたと発表した。8月の解析時点で、PCR検査に基づく県内の感染率は0・85%だったが、実際は2・5倍の人が感染していたとみられる。また60代以上はワクチン接種で得られる抗体を7割以上が保有しており、同大は「ウイルスの広がりとワクチン接種の関係を示したデータが得られた」とする。

 第5波の入り口に当たる7月19日から8月6日にかけて、県健康財団(神戸市)から提供された千人分の血清を解析。コロナ感染歴を示す「抗Nタンパク質抗体」と、ワクチン接種で得られる「抗Sタンパク質抗体」の有無を調べた。

 全体では2・1%に当たる21人が抗N抗体を保有していた。特に30代と40代はほかの年代よりも保有する割合が高く、PCR検査では検出できなかった無症状者や軽症者も含まれると考えられる。

 一方で、抗S抗体は38・7%が保有。8月6日時点で兵庫県のワクチン2回目接種率は32・85%で、抗S抗体の陽性率はワクチン接種率をおおむね反映しているという。

 このうち、高齢者の抗S抗体の陽性率は60代で70・7%、70代以上では90・2%と高く、逆に抗N抗体は低い。同大大学院の森康子・感染症センター長は「高齢者のワクチン優先接種の結果と言え、ワクチンが感染拡大を抑えていると考えられる」と述べた。(小尾絵生)

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