たばこ税増税に伴い、たばこメーカー各社は1日、紙巻きたばこや加熱式たばこなどを値上げした。日本たばこ産業(JT)は、紙巻きたばこで1箱30~40円程度、加熱式たばこで1箱30円上げた。受動喫煙対策が進む近年は喫煙場所も限られ、既に肩身が狭い愛煙家からは「しょうがない」「千円になるまでは続ける」などと諦めと開き直りが入り交じった声が聞こえた。(堀内達成、丸山桃奈)
政府は厳しい財政事情や受動喫煙防止の観点から、2018年度税制改正で紙巻きたばこ1本当たり計3円(1箱当たり60円)の増税を決めた。1円ずつ3段階で行い、今回は18、20年に続く3回目。加熱式も18年から22年にかけ、5年連続でゆるやかに上がっている。
JTの代表的銘柄「メビウス(旧マイルドセブン)」は、日本専売公社がJTになった1985年には200円だったが、今回で3倍に近い580円になった。それでも一部先進国の水準に比べると低いといい、値上げの流れは今後も変わりそうにない。
健康志向の高まりや、受動喫煙対策としての禁煙、分煙の徹底などを受けて、喫煙者は96年度をピークに減少傾向にある。しかし、自身の健康に有害である上、周囲に迷惑を掛けることがあると分かっていながら、なかなかやめられないようだ。
神戸市中央区の無職男性(72)は「頭ではやめないといけないと分かっていても吸ってしまう」。医者からも禁煙するように厳命を受けているが止められない。最近は新型コロナウイルス感染防止のため喫煙所が封鎖され、吸う場所も減った。値上がりに合わせて、安いたばこに変えてきたが「もうそろそろ本当にやめないと」とこぼした。
一方、自動販売機でたばこを購入していた同市須磨区の無職男性(50代)は「千円くらいまで値上げされたら、買いだめして対策しないといけない」と今後を案じるが、やめる気はない様子だった。
煙歴約20年の同市長田区のパート女性(42)は「吸う場所が減ってきて、普段は職場の喫煙室や家で吸うことが多い。数十円とかの値上がりはまだ耐えられるけれど、700円ぐらいになったらきつい」と肩を落としていた。
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