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第1局で初手を打つ一力遼天元(左)と関航太郎七段=5日午前、愛知県南知多町、源氏香
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第1局で初手を打つ一力遼天元(左)と関航太郎七段=5日午前、愛知県南知多町、源氏香

 囲碁の一力遼天元(24)に関航太郎七段(19)が挑戦する第47期天元戦5番勝負(神戸新聞社主催)の第1局が5日午前9時、愛知県南知多町のホテル「源氏香」で始まった。

 両者が対局するのは初めて。8月に碁聖を失冠した一力天元は、天元戦で七大タイトルの初防衛を狙う。第一人者の井山裕太四冠(32)に挑む名人戦7番勝負と並行しての戦いだ。

 関七段はプロ入りから4年6カ月、史上最速での七大タイトル挑戦。挑戦者決定戦では若手筆頭格の芝野虎丸王座(21)を破り、勢いに乗っている。

 定刻、立会人の馬場滋九段(73)の合図で、握って黒番になった一力が右上隅星(16四)に第一着を打ち下ろした。

 一力は黒5(3三)で早々に三々入り。白18(8六)で中央での戦いに備え、白20(3二)とハネて左辺の黒石の進出を防いだ。

 馬場九段は「序盤は速いペースで進んでいる。左上の戦いでどちらが主導権を握るかが注目される。面白い碁になりそうだ」と話している。

 持ち時間は各3時間で、同日夕方には勝敗が決まる見通し。神戸新聞NEXTで対局を中継している。

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