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衆院選が始まり、集まった支持者らに手を振る候補者=19日午前、神戸市内(撮影・中西幸大、画像の一部を加工しています)
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衆院選が始まり、集まった支持者らに手を振る候補者=19日午前、神戸市内(撮影・中西幸大、画像の一部を加工しています)

 暮らしはこれからどう変わるのか。これほどまで先の見通せない中での選択は記憶にない。19日に公示された衆院選。新型コロナウイルス禍は、社会が抱える課題を浮き彫りにした。不十分な医療体制、雇用や教育の格差、デジタル化の遅れなど多岐に及ぶ。長期政権を築いた安倍・菅政権の功罪もちらつく。「成長と分配」を巡る論戦はどう展開されるのか。兵庫県内の12選挙区で候補の訴えに耳を傾ける12日間が始まった。

■兵庫1区

 5人が立候補し、県内屈指の激戦区となった兵庫1区(神戸市東灘、灘、中央区)。野党共闘によって候補者の一本化が進み、共産党が初めて候補者擁立を見送った。自民党の前職と元自民県議による保守対決の様相も呈する。

 自民前職の盛山正仁氏(67)は、同市中央区の事務所で出陣式。第一声では、岸田文雄首相と同派閥であることを強調し「総理に近い議員として、これまで以上に地域の声を官邸に届けられる」と訴えた。野党共闘については「政策の中身をそっちのけで、選挙のためだけにくっついている」と批判した。

 対する立憲民主党の元職井坂信彦氏(47)は、前回の衆院選で議席を失った。同市灘区での第一声で「この4年間、本当に悔しい思いをしてきた。政治は明らかに悪化した。うそや隠し事が当たり前になってしまった」と強調。候補擁立を見送った共産の間接的支援を受ける中、「自民と井坂の大接戦になる」と訴えた。

 県内では過去最多の9人を擁立した日本維新の会。大阪に次ぐ「第2の牙城」とする兵庫で党勢拡大を図るため、候補者を前回の4人から倍増させた。同市中央区での出陣式に臨んだ新人一谷勇一郎氏(46)は「新たな風を吹かせ、日本を変えていく礎になる」と決意を語った。

 元自民県議の新人高橋進吾氏(53)は、同市東灘区で第一声。立候補の届け出と同時に党を除名となったことに触れ、「今の自民党は国民の側に立っているのか強い危機感がある。権力の上にあぐらをかいてはいけない。無所属保守の立場で皆さんと闘いたい」と支援者に呼び掛けた。

 無所属新人の木原功仁哉氏(37)は、同市中央区でマイクを握った。弁護士として新型コロナのワクチン接種中止を国に求める行政訴訟を起こしており、「国はワクチンの安全性の証拠を示さない。子どもたちを薬害から守らないといけない」と訴えた。(まとめ・三島大一郎)

■兵庫7区

 兵庫7区(西宮市、芦屋市)は、4選を目指す自民前職の山田賢司氏(55)に、立民新人の安田真理氏(43)と維新元職の三木圭恵氏(55)が挑む三つどもえの争いとなった。

 「コロナとの戦いで必ず結果を出す」。山田氏は西宮市内の事務所で気勢を上げた。前回は盤石の戦いで圧勝。だが2年前の参院選で兵庫に独自候補を立てた公明党の協力要請に応じなかったことなどから公明推薦を得られないまま。それでも「自公政権に力を」と支持を訴えた。

 安田氏はJR西宮駅前で「政権交代に希望を感じていただけるよう戦い抜く」と決意を表明した。2年前の参院選に続き、2度目の国政挑戦。野党5党の「統一候補」を前面に出し、ジェンダー平等や格差社会の是正を訴えて浸透を図る。「どんな法律を作るかが重要」と訴えた。

 兵庫5区から国替えし、2度目の挑戦となる三木氏は、西宮市内の事務所で「現状に合わせ制度を改革するのが維新だ」と語った。前回は希望の党と票を奪い合い、共倒れしたが、今回は勢いを意識し「第三極として良いことは良い、悪いことは悪いとはっきり物を申す」と力を込めた。(まとめ・山岸洋介)

【特集ページ】衆院選2021

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