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 31日投開票の神戸市長選は、候補者名が印字された投票用紙に○をつける「記号式投票」が初めて導入される。同日選となる衆院選の小選挙区は「候補者名」、比例代表は「政党名」、最高裁裁判官の国民審査は「×印」。4枚の投票用紙が、それぞれ記入方法の異なる珍しい事態となる。(初鹿野俊)

 同市は4月施行の改正条例により、今回の市長選から当日投票で記号式を採用する(期日前、不在者、点字投票は従来の自書式)。近畿2府4県の首長選で導入している自治体がないことから、話題性による投票率向上や、投票の簡便化、無効票の減少、開票作業の効率化が期待される。

 一方で、衆院選と同日選になったため、市内の投票所では4枚の用紙を交付することになる。最初に手渡されるのは市長選の用紙。5人の候補者名が印刷された欄の上に一つだけ○印を書く。2人に○を書いたり、●やチェックを入れたりすると無効になる。

 次は衆院選の小選挙区で、候補者の氏名を書き込む。続いて比例代表と国民審査の用紙を一度に渡され、比例代表には政党名を書き、国民審査は11人の裁判官の中で辞めさせたい人がいれば上欄に×をつける。このように、4回の投票全てで記入方法が異なり、ややこしそうだ。

 総務省によると、○印をつける記号式投票を採用している首長選は全国で225(昨年末時点)。このうち広島市長選は1963年に導入したが、最近10年は自書式で対応している。

 きっかけは広島県議選、同市議選とのトリプル選となった2007年の統一地方選。自書式の県・市議選に対し、市長選のみ記号式となったことから、市民から「分かりづらい」と苦情が相次いだ。市は条例を改正し、11年から記号式は単独選の市長選に限定。他の選挙と重なる場合は自書式と定め、同年以降単独の市長選はなく、記号式は活用されていない。同市選挙管理委員会は「有権者に円滑に投票してもらうため」と説明する。

 熊本県知事選、熊本市長選など記号式を使い続けている自治体もある。

 神戸市選管は、市民への周知を強めるため、郵送する「投票のご案内」に記号式投票の解説を同封したり、「○」の形をした看板を街中に設置したりし、盛んにPR。市の担当者は「記号式のメリットは大きい。有権者が混乱しないよう、投票所でも丁寧に案内したい」としている。

【特集ページ】神戸市長選2021

【特集ページ】衆院選2021

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