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事故車両の保存施設が整備されるJR西日本の社員研修センターの敷地=2020年7月20日、大阪府吹田市
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事故車両の保存施設が整備されるJR西日本の社員研修センターの敷地=2020年7月20日、大阪府吹田市

 乗客106人が死亡した2005年の尼崎JR脱線事故で、JR西日本が、持ち主が分からない約1100点の遺留品を、24年秋までを目標に新たに整備する施設で保管し続ける方針を決めたことが23日、関係者への取材で分かった。新施設で事故車両を保存することは決まっており、車両を前に遺族らが献花や焼香をできる場もつくる方向で計画しているという。

 新施設は、大阪府吹田市の社員研修センター敷地内に整備。7両編成だった事故車両のうち、損傷が激しく復元困難な1~4両目は部品ごとに裁断し、原形をとどめる5~7両目はそのまま、新施設で保存する。事故の痕跡が残る枕木やレール、電柱も、新施設で保管する。

 JR西は11月、事故車両の保存方法や来年の慰霊式に関する遺族ら向けの説明会を開く。

 事故は05年4月25日、尼崎市のJR宝塚線で発生。快速電車がカーブを曲がりきれずに脱線し、線路脇のマンションに激突。乗客106人と運転士1人が死亡、562人が負傷した。

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