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 【質問】兵庫県の衆院選小選挙区(全12選挙区)は、区によってあまりにも広さが違いませんか。例えば、兵庫8区は尼崎市1市のみの一方、同5区は大阪のベッドタウンの川西市の一部や三田市から、日本海沿岸の市町にまたがります。なぜ、こんなことになっているのですか。

     ◇

 衆院選小選挙区の区割りは、10年ごとの見直しが法律で規定されています。西暦の末尾が0の年に実施する大規模国勢調査の結果公表から1年以内に、衆院選挙区画定審議会が見直し案を勧告。これを受けて、国会で公職選挙法などを改正します。

 最近は2017年6月に改正法が成立。兵庫県内は、兵庫7区の西宮市北部が同2区に、同6区の川西市北部が同5区に、それぞれ編入され=区割り図参照、同年10月の前回衆院選から適用されました。

 見直しを重ねた区割り図で、目を引くのは広大な同5区です。ある候補者の関係者は「面積が狭い区にも他の苦労があると思うが」と前置きしつつ、「移動のガソリン代はばかにならないし、地元事務所も複数いる。ヒトとカネがかさみ、地域のバランスを取るのも難しい」と明かします。

 農村部と住宅地では、地域課題も住民の意識も大きく異なります。同じような地域を組み合わせられなかったのでしょうか。

 神戸大法学部の砂原庸介教授(政治学・行政学)は「中山間地域だけで選挙区を作ると、もっと広大になってしまう。ある程度バランスを取ろうとすると、兵庫5区のような選挙区が出るのはしかたがない」と指摘しました。

 砂原教授は「日本の特徴として、衆院議員は選挙区の自治体を代表する意識が強い」と指摘します。「アメリカのように人口に応じて緯度経度などで選挙区を分けることもできるはずだが、市町村の代表という観念とは合わず、難しいだろう」と話しています。(上杉順子)

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