ラグビーの神戸製鋼などで活躍した元日本代表の大畑大介さん(45)が26日、兵庫県立加古川西高校(加古川市加古川町本町)を訪れ、「スポーツの持つ力」をテーマに同校運動部の生徒3人と対談した。大畑さんはラグビーについて「周囲に認めてもらう、自分を表現する場所だった」と振り返り、幼少期の体験などを織り交ぜながら、新型コロナウイルス禍で活動の制限を強いられた生徒にエールを送った。
生徒たちの生の声を聞こうと、同県の斎藤元彦知事も出席。同校からは、いずれも2年で、ボート部主将の堀口結菜さん(16)▽ラグビー部主将藤井大和さん(17)▽陸上競技部主将長谷川美涼さん(17)-が参加した。
まず斎藤知事が生徒に「コロナ禍で、どのように練習を工夫してモチベーションを保ったのか」と質問。長谷川さんは「部員同士で日頃から大会に向けた目標を話した」。藤井さんは「目の前の試合に勝ちたいという気持ちを、全員が持つことで前を向けた」と答えた。堀口さんもボート部員同士で、オンライン上で練習メニューを共有していた事例を紹介した。
大畑さんは「できないことを嘆くのではなく、一つ一つ創意工夫して考える。実は、皆さんの世代は大きな経験をしている」とし、「受け身になりがちな年齢の時に、自分で考えて行動するという人として最も大切なことを学んでいる」。
話題は両ゲストの少年時代にも及び、大畑さんは自身を「ラグビーに救われた人間」と表現。幼い頃、周囲は野球少年ばかりで、うまく溶け込めなかった。「興味を持たれる人間に」と考え、足が速く、父がラグビー好きだったことから、小学3年で競技と出合ったという。「初めての練習で、それまでチームで一番足が速かった子に勝った。『どうすれば』と一生懸命考え、回りの視線が自分に向いた瞬間だった」と語った。
斎藤知事は中学、高校でソフトボールとテニスに打ち込んだという。司会の女性から「ちなみに、身体能力はどこに自信がありますか」と質問を受けた斎藤知事。「大畑さんの前で恐縮ですが」と苦笑いしながら、「足が速いところ」と明かした。
約40分間の対談後、同校のグラウンドへ移動。大畑さんはラグビー部を指導し、斎藤知事も輪に加わった。パス練習に取り組む部員に、大畑さんは「細かい言葉を掛け合って」「もっと自信を持って」と声を掛け、約1時間にわたって見守った。斎藤知事は他の部活動も視察。終盤にはラグビー部とグラウンドを共有していた硬式野球部の練習も訪問し、ノックを受けていた。
◇
対談は、MBSラジオ(大阪市)が制作し、大畑さんが出演する同県の広報番組「大畑大介のひょうご五国へLET’Sトライ!」の収録として企画された。同番組は県内のアスリートを紹介しながら、兵庫五国(播磨、但馬、丹波、摂津、淡路)の魅力を発信。今回は「播磨編」として収録し、12月末の放送を予定している。(千葉翔大)
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