2017年に続いて2回連続で同日選となる神戸市長選と衆院選(31日投開票)。4年前の記録を見ていて、衆院選の方が投票者数が千人も多いことに気付いた。兵庫県内の他市町でもダブル選となった首長選と国政選挙の投票人数は大きく違った。投票所で、両選挙の投票箱は数メートルしか離れていないはず。片方にのみ投じた人が大勢いたのだろうか。
神戸市選挙管理委員会の資料から、17年10月22日執行の2選挙の記録をたどった。それぞれの投票者数は市長選が59万9235人、衆院選(小選挙区)が60万268人で、その差は1033人。
他市町でも同じ現象が起きていた。19年参院選と同日だった三田市長選は約1700人、17年に衆院選と重なったたつの市長選は約500人、16年の参院選と同日の太子町長選は約400人とそれぞれ国政選挙の方が投票者数が多かった。
なぜなのか、神戸市選管に聞いた。「そもそも投票できる人数が違うため」と担当者。公選法の定めで市長選は市外に転出した時点で選挙権がなくなる。一方、衆院選は投票時に市外に引っ越していても、転居先の自治体に転入届を出してから3カ月が過ぎ、かつ選挙人名簿に登録されるまで神戸で投票できる権利が残る。
そのため、当日有権者数に差異ができ、実際に票を投じた人の数も変わるという。17年神戸市長選の当日有権者数は125万9353人で、衆院選よりも9960人少なかった。
三田、たつの市と太子町も同様の理由で違いがあった。太子町選管の担当者は国政と市・町長選の期日前投票の期間の違いを指摘。16年は参院選の17日間に対し、町長選は4日間で、「先に始まった選挙だけ投じる人もいたのではないか」との見方を示した。
神戸市選管の担当者も「多くはないが、一部の選挙だけ投じる人はいる」と話す。「支持する候補者(政党)がいない」「興味がない」などの理由で、市長選や、衆院選の比例代表だけを投じ、ほかは棄権する人もいる。担当者は「全て有権者個人の自由。全てに投票するよう強要はできない」と話した。(初鹿野俊)
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