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 第49回衆院選は31日、投開票を迎える。新型コロナウイルス対策や格差是正を含む経済政策が争点。岸田文雄首相(自民党総裁)は29日、全体の勝敗を左右する接戦区で追い込みを図った。立憲民主党の枝野幸男代表は、政府のコロナ対応を批判し、政権交代の必要性を訴えた。与野党党首は選挙戦最終盤に入り、投票先を決めていない無党派層の支持獲得を目指して舌戦を繰り広げた。

 今回の衆院選は、計465議席(小選挙区289、比例代表176)を現行制度下で最少の1051人が争う。与党候補と野党統一候補の対決が焦点となる。

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 兵庫県内の12小選挙区は、7党と無所属の計38人が争う。自民党と立憲民主党、日本維新の会が7選挙区でぶつかる構図。多くで自民が優位に立ち、連立を組む公明党も2選挙区で先行している。ただ、一部で立民と共産党の野党共闘や、維新にも勢いがあり、競り合っている選挙区もある。

 兵庫1区は県内最多の5人による争い。3区は4人、2区と4~8区、10~12区は3人で、9区のみ一騎打ちの構図となった。

 党派別は、自民10人▽立民8人▽公明2人▽共産5人▽維新9人▽国民民主党1人▽れいわ新選組1人▽無所属2人。

 期日前投票者数は24日時点で、前回(2017年10月)の同時期比1・46倍。最終的な投票率が、小選挙区制度下で最低だった前回の48・62%(県内小選挙区)を上回るかどうかも焦点になる。(紺野大樹)

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