5人が乱立し、激戦となった兵庫1区では、立憲民主党元職の井坂信彦氏(47)が4年ぶりに議席を奪還し、3選を確実にした。共産党が初めて候補擁立を見送り、「野党共闘」で自民党前職の盛山正仁氏(67)を破った。悲願の国政復帰に沸く支援者らを前に「今の政治を変えてくれという思いが詰まった結果。野党側に対する叱咤激励だと思う」と語った。
ライバル、盛山氏とは4度目の激突。初戦の2012年衆院選は僅差で敗れて比例復活。14年は約1万2千票差で勝利したが、17年は約1万3千票差ではね返され、比例復活もならなかった。
今回の選挙は並々ならぬ覚悟で臨んだ。国会で新型コロナウイルス対応を議論する厚生労働委員会は、かつて年金や労働問題で鋭く切り込んだ「主戦場」。新型コロナを巡る政府の見通しの甘さや後手後手の対応に「自分が国会にいれば」と何度も歯がみした。
保守分裂となった7月の兵庫県知事選でしこりが残る自民に対し、野党側は共闘の構図を整えた。一方、勢いに乗る日本維新の会も新人一谷勇一郎氏(46)を立て、波乱含みの激戦となった。
みんなの党、維新の党、希望の党など、野党を渡り歩いてきた井坂氏の選挙戦は、政党の力に頼らず、個人票を積み上げるスタイルを徹底。街頭では「自民対井坂」と連呼し、支援者は「井坂党」を掲げて超党派で戦った。自民や維新は「共産と組む政党に政権を任せていいのか」と攻めたが、共産に対して表立った支援を控えてもらい、保守層まで幅広い浸透を図った。
感染症の水際対策徹底やPCR検査の拡大など「対策を根本から立て直す」と訴え、安倍・菅政権を「うそ偽りや隠し事が当たり前の政治にしてしまった」と批判。その一方、「野党の力が足りないから政府の暴走を許した。野党から建設的な政治をつくる」と「強い野党」の必要性も呼び掛け、支持を広げた。
これまでに同一労働同一賃金推進法など数々の議員立法を手がけ、議員仲間も「抜群の政策立案能力」と舌を巻く。井坂氏は「野党が政権与党を上回る提案・実行力を持つ必要がある。まずは感染症対策、経済対策を立て直したい」と意気込んだ。
無所属新人の木原功仁哉氏(37)と高橋進吾氏(53)は支持が広がらなかった。(長谷部崇)
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