新型コロナウイルス禍で初めて迎える全国規模の選挙となり、10月31日に投開票された衆院選。新型コロナで生まれた選挙風景の一つが、感染防止の「グータッチ」だった。ただ、こぶし同士を合わせるあいさつだが、握手に比べて市民権を得ていない。道端で候補者から突然こぶしを差し出されても戸惑って反応できず、中にはこぶしを包み込んで握ってしまう有権者も。候補者にとっては、握手の効果を再認識する機会にもなったようだ。(高田康夫)
10月30日、衆院選の選挙戦最終日の午後。候補者にとっては、1人でも多くの有権者の手を取り、支持を呼び掛けたい。神戸市内の駅前で活動したある候補者は、通行人に選挙ビラを配りながら「よろしくお願いします」とこぶしを差し出し、グータッチを求めた。
だが、通りすがりの有権者は、候補者が何を求めているのか理解できないまま、こぶしを見ながら通り過ぎたり、こぶしを包み込むように握ったり。観察すると、約30分間の活動で22回のグータッチ、14回の握手が確認できた。次の駅前でも、約30分間にグータッチは24回、握手は12回。3分の1程度はグータッチを求めても握手になってしまっていた。
ビラを受け取り、こぶしを握った女性(20)は「何を求められているのか分からなかった」と話す。一方、スムーズにグータッチした男性(27)は「自分が体育会系だったからノリが分かったのかも」と話した。
〈握った手の数しか票は出ない〉。故田中角栄元首相が語っていた選挙の極意に触れ、「やはりスキンシップは大事」とはグータッチをやり続けた候補者。「完全に心を開いてもらえるのは握手だが、コロナ禍では難しい」と話した。
衆院選の期間中、全国的に感染者は減ったが、東京では候補者の感染が判明し、事務所内でクラスター(感染者集団)も発生した。これからもグータッチによる選挙活動は続きそうだ。
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