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3期目の抱負や政策を語る久元喜造神戸市長=神戸市役所
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 31日投開票の神戸市長選で3選した久元喜造氏(67)が1日、神戸新聞社のインタビューに応じた。史上最多の約44万票を得た久元氏は、選挙戦の争点に位置付けた三宮再開発について「予定通りに進める」と述べた。

 久元氏は2選を果たした2017年の前回選で当時過去最多の約34万票を獲得したが、今回はさらに10万票近く上積みした。久元氏は「私の力ではない」と、衆院選との同日選による投票率向上が要因と指摘。市長選投票率は4年前より6・21ポイント上がり、史上2番目に高い53・79%だった。

 久元氏は勝因を「オール神戸で取り組んだ新型コロナウイルス対策」と分析。楽天や神戸大などと協力し、全国に先駆けてワクチンの大規模接種会場を設置した対応などが支持されたと受け止めた。またウオーターフロントエリアやJR、地下鉄、神戸電鉄の沿線で進む周辺再整備を挙げ、「広いエリアで目に見える形でまちづくりが進み、一定の評価があったのでは」との見方も示した。

 三宮再開発の中止を訴えた候補者にも言及。「中止を主張した候補の支持は広がらなかった。4年前もそうだった。少数意見を無視するつもりはないが、再整備は進めるべきだと多くの市民が考えていると、結果を見て思う」と語った。

 一方で、「多くの支持を得たからといって急にアクセルをふかすことは考えていない。予定通りに進める」と話し、理解を求めた。(初鹿野俊)

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