大地震津波による被災地の孤立に備える陸、海、空の合同防災訓練が2日、兵庫県南あわじ市の沼島であった。県警と神戸海上保安部の職員、住民ら総勢約360人が参加し、連携を確認した。(西竹唯太朗、中村有沙)
沼島は近い将来の南海トラフ地震(マグニチュード9・0、震度7)で、最大約4・4メートルの津波が予測されている。離島のため孤立する可能性が高く、県警が主催して14通りの訓練を展開した。
■部隊輸送、上陸
強い揺れで明石海峡大橋など陸路が通行不能になったことを想定。訓練参加の警察官らは早朝、神戸市内などから県警と海保の船艇3隻で沼島に着いた。県警交通機動隊のオフロードバイク2台も船から上陸。悪路を走り、要救助者の発見や被災情報の収集を担う。
■漂流者救助、海中捜索
港では、津波で流された住民役の警察官を、警備艇から浮輪を投げて引き上げた。海保の潜水士らは海底を捜索し、心肺停止状態の要救助者に見立てた人形を船に上げ、心肺蘇生を実施した。
■けが人をヘリで船へ
集落では、県警機動隊員らが倒壊家屋のがれきに見立てた板をチェーンソーで切断し、重傷者役の警察官を運び出した。淡路広域消防隊員が応急措置し、県警航空隊のヘリコプターがつり上げ、沖合に停泊する海保の巡視船へ搬送した。
県警本部警備部災害対策課の篠原督征課長補佐は、「沼島は県内で最も早く津波が到達する。消防団や関係機関と連携した手順を確認できた。限られた人員や設備で救助の手を最大限伸ばせるよう、今後も考えていきたい」と話した。
■避難所設営
住民らは、海岸から離れた小学校へ避難した。新型コロナウイルス感染防止のため、市職員らが検温やチェックシートで体調を調べ、発熱など感染の疑いがある人を案内する手順を確認した。小中学生も加わり、簡易型のテントやベッドの組み立ても体験した。
沼島地区連合自治会の島津弘会長(79)は「離島だけに救助や支援の手が回るまで時間がかかりそうで不安。今回ほど大規模な訓練は初めてで、忘れ去られていないと心強い」と話した。
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