女性専用の無料電話相談窓口「ひょうご女性サポートホットライン～ここふれ～」が、２日から対応時間を延長した。これまでは火曜－土曜日午前９時～正午（祝日、年末年始を除く）だったが、相談件数の増加に伴い、午後１～４時の時間帯も対応する。

　「ここふれ」は今年５月、新型コロナウイルス禍による女性の自殺を防ごうと、兵庫県が開設。県内在住の女性を対象に、雇い止めや収入減少、家庭内暴力（ＤＶ）、介護問題などに悩む人の心のケアを担う。

　県によると、９月末までの相談件数は計１８１件。６月の１カ月間は３１件だったが、９月には５７件まで増えているという。

　業務はＮＰＯ法人（非公表）に委託し、医師や看護師、弁護士、公認心理師らが生活上や就労の悩みに助言。当事者が望めば面談にも応じる。ＴＥＬ０１２０・６２・３５８８