兵庫県西宮市の知的障害者らが通う「すずかけ絵画クラブ」で描いてきた作家の展覧会「舛次崇・富塚純光2人展 視点と視線」が、神戸市東灘区の甲南大学岡本キャンパスで開かれている。彼らの作品に共感した舞踊家の岩下徹さん(64)=京都市=が、会場に並ぶ18点から受けた印象を即興のダンスに仕立てて披露するイベントも開かれ、その魅力を引き立てた。
舛次さんは画面いっぱいの大胆な構図に、じっくりと塗り込んだ静物画で知られたが、今年1月に46歳で急逝した。富塚さん(63)は、身近な出来事や自作の物語を題材に描く。赤色を好み、カラフルな絵と細やかな文字で、びっしりと余白を埋める。
2人の絵画はスイス・ローザンヌの美術館「アール・ブリュット・コレクション」に収蔵され、国内外で高く評価されてきた。今回の展示は、甲南大文学部の服部正教授と学芸員資格の取得を目指す学生らが企画した。
岩下さんは舞踏集団「山海塾」メンバーで、個人では滋賀県内の精神科病院でダンスセラピーを行う。イベントでは、絵から受けたエネルギーを空間に響かせるように舞い、観客約70人を魅了した。
その後のトークイベントで岩下さんは「作品から音楽を感じた」と語った。「舛次さんは優しくて深い感じ。やわらかい音のパーカッションが基調のよう」。一方、富塚さんは「たくさんの楽器で即興演奏しているみたい。エネルギーが体にぶつかってくる」といい、その直感がダンスに結びついたという。
服部教授は2人の創作姿勢を「自分のそのときの感覚、やりたいことに、まっすぐ向き合っている」と評価する。岩下さんは「踊りも同じ。感覚にどれだけ誠実でいられるかが大事」と応じていた。
展示は甲南大5号館1階、ギャルリー・パンセで13日まで。午前9時~午後6時(日曜は午後5時まで)。無料。会期中無休。甲南大文学部TEL078・435・2675
(小林伸哉)

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