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紅葉の美しさが映える参道=西教寺
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紅葉の美しさが映える参道=西教寺
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紅葉の美しさが映える参道=西教寺
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紅葉の美しさが映える参道=西教寺
「阿弥陀如来」のいる極楽浄土を表現した書院庭園=西教寺
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「阿弥陀如来」のいる極楽浄土を表現した書院庭園=西教寺
明智家の家紋「桔梗」が浮かび上がる勅使門=西教寺
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明智家の家紋「桔梗」が浮かび上がる勅使門=西教寺

 昨年のNHK大河ドラマで取り上げられ、注目される戦国武将・明智光秀の一族の菩提寺で、滋賀県大津市の西教寺が、秋季のライトアップを行っている。見ごろの紅葉を赤、青、緑の多彩な色で演出。境内を幻想的な雰囲気で包んでいる。

 同寺は比叡山延暦寺の僧侶だった真盛上人を祖とする天台真盛宗の総本山。織田信長の比叡山焼き打ちで被害を受けたが、その後、光秀が復興。その縁もあり、光秀と妻をはじめ明智一族の墓がある。

 本能寺の変で主君の信長を討ったことから、かつては謀反人とされた光秀だが、近年の研究で優れた戦略、治政者の面が見直されてきた。昨年の大河ドラマでは信長の信頼厚い家臣として描かれた。そんな中、西教寺も歴史ファンら多くの観光客が訪れるようになった。

 ライトアップは器財250基を使用。約5万坪ある境内の随所で展開する。

 まず参道を彩る紅葉のトンネルを照らし、葉の美しさと融合し季節感を生かす。続いて勅使門の白壁には、明智家の家紋「桔梗」が浮かび上がる。本堂はレーザー光線の効果で光の雲海をイメージ。城郭などの石垣などに秀作を残す石工集団「穴太衆」が作った書院庭園では和傘、風鈴などの装飾も用いて、豊富な光量、音楽を絡めて本尊の「阿弥陀如来」のいる極楽浄土を表現している。

 びわ湖大津観光協会は「紅葉は12月初旬まで見ごろ。ライトアップで昼間とは違うお寺の魅力が伝わると思う。幻想的な雰囲気を堪能してほしい」とPRしている。12月5日まで。(津谷治英)

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