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王子公園一帯。阪急王子公園駅(左下)の直近に王子スタジアムや動物園、プールが配置されている=神戸市灘区(2020年8月撮影)
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王子公園一帯。阪急王子公園駅(左下)の直近に王子スタジアムや動物園、プールが配置されている=神戸市灘区(2020年8月撮影)
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 開園から70年を迎え、再整備の方針が決まっている神戸市立王子動物園(同市灘区)について、神戸市は立地特性を生かした都市型動物園に刷新することを決めた。展示方法を改めるほか、1951年の開園以来ある遊園地を廃止し、跡地約1ヘクタールに立体駐車場を設置。現在のエントランス付近には芝生広場などを設け、来園者の歓迎ムードを高める。(三島大一郎)

 動物園を含む王子公園(計19・2ヘクタール)の再整備基本方針の素案に盛り込んだ。市は1月、駅前の立地や教育・文化施設が集まる文教エリアの特長を生かし、同公園への大学の誘致やスポーツ施設の再編、動物園の改修を打ち出していた。

 改装する動物園は現在、具体的な展示方法などを含め基本構想の策定に向けて作業を進めている。廃止を決めた遊園地は乗り物や施設の老朽化が進んでいた。園の西側にあるプールも廃止して敷地に編入し、現状の飼育エリア(約7ヘクタール)を維持する。

 この他、王子公園の再整備素案では、誘致を目指す大学の用地について、阪急王子公園駅の直近に阪神甲子園球場とほぼ同じ約4ヘクタールを確保。現在の王子スタジアムと補助競技場がある場所で、2022年度に大学を公募する。

 スタジアムは公園の北側に新設移転する。陸上トラックをなくして人工芝を敷き、アメリカンフットボールやサッカーなどの球技利用を中心とし、地域のイベントにも使えるようにする。スポーツ施設は公園北側(約5ヘクタール)に集約し、体育館や弓道場は残すが、テニスコートは撤去する。

 市は22年度、動物園と新スタジアム、エントランスの各基本計画をまとめ、一部の事業にも着手する。リニューアルオープンの時期は未定という。

 市は「これまでは駅前という利便性や文教地区としての特性を生かせていなかった。区分けした各エリアの整備内容やデザインの検討を深めていきたい」としている。

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