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設置されていた盗聴器(提供)
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設置されていた盗聴器(提供)
盗聴器が設置されていた庁舎4階の総務部総務課と資産マネジメント課(手前)の境界付近
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盗聴器が設置されていた庁舎4階の総務部総務課と資産マネジメント課(手前)の境界付近
盗聴器が設置されていた状況のイメージ(提供)
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盗聴器が設置されていた状況のイメージ(提供)

 兵庫県川西市は22日、市役所本庁舎の4階で盗聴器が発見されたと発表した。最大で1年前から設置されていたとみられ、4日に建造物侵入容疑で川西署に被害を届けて受理されたという。

 市総合政策部によると、盗聴器は本庁舎4階にある総務課と資産マネジメント課の境界付近にある職員の執務室で、コンセントの中に組み込まれていた。市民や業者が無断で立ち入ることはできないという。

 10月26日、東京のテレビ制作会社と調査会社の社員が市役所を訪れ「庁舎から盗聴電波が出ている」などと申し出た。11月3日に庁舎内を調査し、盗聴器を発見したという。

 調査業者の調べでは、一般に販売されているタイプで、盗聴器から発信された電波は、庁舎から半径約200メートル程度の範囲で受信できるという。機器の状況から設置されたのは1年未満とみられる。

 越田謙治郎市長は、盗聴機器が設置されていた場所から「市の機密情報や市民の個人情報が漏洩した可能性は薄い」との見方を示した上で「このような卑劣な犯罪行為を許さないため、所要の対策を徹底し、再発の防止と安全安心の確保に努めます」とコメントした。

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