全国発売され、カプセル玩具で人気となっているミツバチのミニチュアを、ひょんなことから本物の蜂を扱う養蜂家本岡達也さん(33)=兵庫県稲美町=が監修した。きっかけは、以前発売された商品の間違いを見つけたことだった。雄蜂として紹介されていた商品が、実は雌の働き蜂であることをメーカー側に指摘。するとリニューアル版で監修を依頼され、プロの目から見ても本物そっくりの商品に仕上がった。(門田晋一)
玩具メーカー「ターリン・インターナショナル」(東京)が手掛ける「カプセルコレクション」のシリーズ。同社が製造したスズメバチが2019年にエポック社(東京)から発売され、ヒット商品に。昨年10月には、ミツバチで、女王蜂▽雄蜂▽働き蜂▽さなぎと蜂の巣2穴▽幼虫と同3穴-の5種類も発売された。
稲美町で17年から養蜂場「Hani2(ハニハニ)」を営む本岡さんは、昨年11月に同県加古川市内で同商品のカプセル自動販売機を発見。「全ての種類をそろえたい!」。普段あまり注目されないミツバチが玩具になったことを喜び、3千円以上を投じてハンドルを何度も回したが、雄蜂が出てこない。疑問に思い、カプセルに同封された説明書を確認した。雄蜂として紹介されていたのは、雌の働き蜂にその特徴の一つ、足に花粉を集めた「花粉団子」がないだけのものだった。
働き蜂は全て雌。女王蜂や幼虫の世話など多くの仕事を担う。一方、雄蜂の役割は子孫を残すことで、巣作りや餌集めはしない。両者は花粉団子の有無だけでなく、雄の方が一回り大きく、ずんぐりとしていて頭の形、色も違う。本岡さんは「取り上げてくれてうれしい半面、間違いは伝えた方がいい」と担当者に雄蜂の画像や標本も送り、メールでも違いを説明。「お力添えできると思います」とも伝えた。
今年5月、ミツバチが好評でリニューアル版を出すという連絡が担当者から入り、雄蜂の造形を手伝うことに。届いた原型で、目の位置や腹の大きさ、触角にある節の数まで細かくチェックし、10月には店頭に並んだ。「ターリン-」は7月にエポック社からカプセル玩具事業を継承しており、今回は5種計3万個を製造する。価格はガチャガチャ1回につき300円。
本岡さんは「報酬はゼロ。その代わり、たくさんのミニチュアをもらい、説明書に養蜂場の宣伝を入れてもらった」と笑い、「おせっかいだったかもしれないけど、携われて良かった。ミツバチに興味を持つきっかけになってほしい」と期待する。

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