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輝くイチョウの遊歩道、来年で見納め 阪神タイガースの新球場着工

2021/11/15 22:08

 扇状の葉が風に吹かれてひらりと舞い、陽光にきらりと光る。2025年にプロ野球・阪神タイガースの2軍本拠地が移転する予定の小田南公園(兵庫県尼崎市杭瀬南新町3)で、イチョウが遊歩道を黄色く染めている。新球場は22年12月の着工予定で、約300メートルにわたる絶景は来年で見納めとなる。

 公園北側を中心に、約150本が植わる。市によると、イチョウ並木があるあたりに球場などをつくる計画で、今ある並木道はなくなってしまう。ただ、市民からは「自然を残してほしい」との要望が噴出しており、市は公園敷地内の別の場所に植え替えるなど、代替案を模索している。

 公園を管理するパークマネジメント尼崎は「見頃は今週の中頃くらいまで」としている。(大田将之)

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