任期満了に伴う兵庫県神河町長選が21日、投開票され、無所属で現職の山名宗悟氏(62)が4選を決めた。ともに無所属新人で、元同町職員の山下和久氏(62)と、元同町議の藤原裕和氏(69)は転換を訴えたが及ばなかった。投票率は74・82%で、前回を4・19ポイント上回った。
人口減少が続く中、移住・定住促進策や産業振興、観光の活性化策などが争点となった。3期12年の実績を掲げた山名氏は「安心して住み続けられる町を目指し、地域創生総合戦略を大胆に進めていく」と町政の継続を訴え、支持を広げた。(吉本晃司)
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