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10月にフィリピンを襲った台風による農家の被災状況(アジアなりわいネット提供)
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10月にフィリピンを襲った台風による農家の被災状況(アジアなりわいネット提供)

 10月の台風で被害を受けたフィリピン農家を支援する基金設立に向け、交流を続けてきた兵庫県丹波市民らが活動を始めた。2014年の丹波豪雨での被災体験を思い起こし、支援を申し出た。同国の被災者は収穫物や家畜を失い、担保がないために借金すらできない状況だという。支援者は「一刻も早く生活を立て直せるように力添えを」と、寄付を呼び掛けている。(堀内達成)

 基金設立の窓口となる任意団体「アジアなりわいネット」(京都市、加川真美代表)によると、10月11、12日、フィリピン北部に台風が来襲。冠水や土砂崩れが発生し、被災直後の同14日時点で少なくとも19人が死亡、14人が行方不明になった。収穫前の田畑が冠水し、家畜も失われるなど、農業は大打撃を受け、損害は約1億ドルに上るという。

 同ネットはアジアと日本の農家をつなぐ目的などで18年に設立。これまで同国北部・ルソン島にあるアブラ州から10人を丹波市に招き、有機農業や6次産業化を学ぶ研修などを実施した。この研修に携わった同市の関美絵子さん(49)が同国の台風被害を知り、同ネットに寄付を申し出たことから、基金計画が生まれた。

 14年の丹波豪雨で、関さんが勤めている養鶏場は鶏舎4棟を失った。「周囲の協力を得て一歩一歩、再建した。研修の時、勉強熱心だったフィリピンの農家さんの被害を知り、力になりたくなった」と話す。

 基金は、初期投資として種苗や子豚、ひな、資材などの購入資金を無利子で農家に貸し付け、収穫が可能になった後で返済してもらう仕組み。同ネットが運用し、進捗(しんちょく)状況はフェイスブックで公表する。加川代表 mami.kagawa@gmail.com。振込先は「ゆうちょ銀行四三八店 普通預金 口座番号8968284 アジアナリワイネット」。

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