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「世界エイズデー」に合わせて、赤くライトアップされた明石海峡大橋=1日午後5時44分、神戸市垂水区海岸通(撮影・鈴木雅之)
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「世界エイズデー」に合わせて、赤くライトアップされた明石海峡大橋=1日午後5時44分、神戸市垂水区海岸通(撮影・鈴木雅之)
世界エイズデー(luxcor/stock.adobe.com)
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神戸新聞NEXT
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 新型コロナウイルスの感染が広がった2020年、全国の保健所などで実施されたHIV抗体検査は6万8998件と、前年の半数以下に落ち込んだ。検査機会の減少が今後の感染者増加につながる恐れも指摘されている。12月1日の「世界エイズデー」に合わせ、国連合同エイズ計画(UNAIDS)は、新型コロナだけでない「パンデミック(世界的大流行)」に警鐘を鳴らす。

 20年は新型コロナの影響で、各地の保健所などが検査を制限したり、一時中止したりしていたとみられる。相談件数も6万6519件で、前年の半数程度になった。一方で、新規エイズ患者は345件で、4年ぶりに増加。新規のHIV感染者は750件と減少傾向が続くが、検査数の落ち込みほど減っていない。

 兵庫県内でも検査数は2578件と、19年(4805件)の半数近くに減ったが、新規HIV感染者は28件で前年比1・5倍、新規エイズ患者は15件で同2・5倍に増えた。うち神戸市は検査数が1226件と19年(2656件)の半分以下になったが、新規のHIV感染者とエイズ患者は計16人で前年比1・6倍になった。

 兵庫県感染症対策課によると、21年も例年より検査数が少ない状況が続く。世界エイズデーに合わせた啓発活動の規模も例年より縮小気味だという。担当者は「エイズは適切な治療をすれば寿命を全うできるので、特別視するものではない」とする一方、「コロナ禍であっても必要な人は検査を受けてほしい」と呼び掛ける。

 40年以上続くとされるエイズパンデミックの2030年までの終結を目指すUNAIDSは「エイズ終結に必要な行動をとることが将来、(他の疾病の)パンデミックを防ぐことにもなる」などとメッセージを出した。(高田康夫)

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