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城ノ山古墳の出土品や埋葬施設の実物大パネルなど75点が展示されている企画展の会場=市埋蔵文化財センター
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城ノ山古墳の出土品や埋葬施設の実物大パネルなど75点が展示されている企画展の会場=市埋蔵文化財センター
城ノ山古墳=朝来市和田山町東谷
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城ノ山古墳=朝来市和田山町東谷
城ノ山古墳から出土した三角縁神獣鏡=市埋蔵文化財センター
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城ノ山古墳から出土した三角縁神獣鏡=市埋蔵文化財センター

 兵庫県朝来市山東町大月の市埋蔵文化財センターで、同市和田山町東谷の城ノ山(じょうのやま)古墳を紹介する企画展「但馬王権の誕生~城の山古墳の発見から現在~」が開かれている。三角縁神獣鏡や勾玉(まがたま)など国の重要文化財に指定されている出土品を含む75点が展示されている。19日まで。(竜門和諒)

 城ノ山古墳の発掘調査から50年の節目を記念した企画展。同センターによると、同市内には確認できただけでも約1600の古墳があり、和田山、山東地域には但馬最大規模の古墳が密集しているという。

 城ノ山古墳は4世紀に造られた全長約32メートル、高さ約5メートルの円墳。埋葬者などの詳細は不明だが、出土品から、但馬を治めていた王族の墓と考えられるという。

 1971(昭和46)年、国道9号バイパスの整備に伴い、但馬では初めてとなる古墳の発掘調査が行われた。当初は記録を保存した後に古墳全体を取り除く予定だったが、出土品の質の高さから価値が見直され、古墳の下にトンネルを通す工事方式に変更された。

 墳頂部分の地中には長さ約7メートル、幅約1メートルの埋葬施設(木棺)があり、その中から三角縁神獣鏡3枚や勾玉、鉄刀などの副葬品が出土している。展示会場では、出土品の実物や、埋葬施設の大きさと副葬品の位置関係を示した実物大のパネル、発掘調査時の写真や新聞記事も並ぶ。

 また、但馬最大の前方後円墳の池田古墳(同市和田山町平野)といった周辺の古墳群から出土した埴輪(はにわ)なども関連して紹介している。同センターの担当者は「城ノ山古墳からは貴重な品がたくさん出土しており、埋葬者の権力の大きさを物語っている。出土品や実物大パネルを見て古墳を体感してもらえれば」と話している。

 入館無料。午前9時~午後5時。月曜休館。同センターTEL079・670・7330

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