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ティーバッグ茶の新ブランドを立ち上げた赤松佳幸さん(右)と、ともに地域おこしに取り組む小野未花子さん=姫路市久保町、播磨屋茶舗
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ティーバッグ茶の新ブランドを立ち上げた赤松佳幸さん(右)と、ともに地域おこしに取り組む小野未花子さん=姫路市久保町、播磨屋茶舗
新ブランド「t to(ティートゥー)」。若者受けするパッケージやデザインにこだわった
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新ブランド「t to(ティートゥー)」。若者受けするパッケージやデザインにこだわった
ルイボスティーやトウモロコシ茶など、気分や体調に合わせて飲み分けられる(播磨屋茶舗提供)
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ルイボスティーやトウモロコシ茶など、気分や体調に合わせて飲み分けられる(播磨屋茶舗提供)

 1948(昭和23)年創業で、お茶の製造販売を手掛ける「播磨屋茶舗」(兵庫県姫路市)は、ティーバッグ茶の新ブランド「t to(ティートゥー)」を立ち上げた。現社長の長男が、同じ若者向けに「簡単・おいしい・ヘルシー」のキーワードを打ち出し、心身を癒やす茶葉を厳選して自社製のおしゃれなティーバッグで提供する。(横田良平)

 赤松佳幸さん(28)は、大学卒業後、東京の会社勤務を経て家業である同社に入った。取引先の製茶問屋で2年勤め、2019年に姫路に戻った。3代目承継を見据え、経営講座などで学ぶうちに製品のブランド化を思い立った。

 父で2代目の修二さん(57)らは、20年以上前にティーバッグの加工を内製化し、茶葉が広がりやすいピラミッド形のメッシュフィルターを開発した。機械の補修も自前でこなし、安さと高品質で差別化する強みを生み出した。

 しかし近年、コンビニなどにはペットボトル製品が並び、自宅でお茶を入れる機会自体が減っている。そこで佳幸さんは、健康志向に着目した。

 自身を含む20~30歳代は、学生時代から特定保健用食品(トクホ)に親しみ、健康への意識が高い。気分や体調に合わせて気軽に楽しめるお茶を目指した。

 緑茶はうま味や渋味のバランスを取り、食べ物を引き立てる味に仕立てた。ミネラル豊富なルイボスティーは葉先に近い部分から抽出することで、独特のくせを抑えた。

 さらに余計な水分・塩分を排出するカリウムや食物繊維を含むトウモロコシ茶など、毎日飲み飽きない種類をそろえた。雑貨店などでの販売を想定し、包装デザインも特注した。

 新ブランド設立後、ともに播磨地域の活性化に取り組む「文化農場」(兵庫県市川町)の後継者、小野未花子さん(29)らと協力し、同農場のイベントで提供すると、同世代から好評を得たという。

 結露しないボトル、お茶の色合いが楽しめる透明のマグカップなど、関連商品の開発も検討している。

 佳幸さんは「ティーバッグでお茶を楽しむ日常を、姫路から発信したい。自分たちも事業を楽しみ、播磨の子たちに『地元で働きたい』と思ってもらえたら」と話している。

 7個入り486円、5種類が入った5個入り594円など。10~12日には、心斎橋パルコ(大阪市)に出店する。「t to」のサイト(https://t‐to.jp/)や播磨屋茶舗の店舗で購入できる。同社TEL079・288・5851

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