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「ワインカラーのときめき」で歌手デビューした新井満さん(前列右から5人目)を囲んで。前列右端は筒井康隆さん。筆者は後列左から3人目=1976年ごろ、神戸市中央区の中西省吾邸
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「ワインカラーのときめき」で歌手デビューした新井満さん(前列右から5人目)を囲んで。前列右端は筒井康隆さん。筆者は後列左から3人目=1976年ごろ、神戸市中央区の中西省吾邸

 ヒット曲「千の風になって」の訳詞と作曲で知られる芥川賞作家で、3日に75歳で亡くなった新井満さんは、1974年から7年間、電通の神戸支局に在籍し、神戸ポートアイランド博覧会などのCMを企画した。シンガー・ソングライターとして活動を始め、田辺聖子さん、筒井康隆さんら地元作家とも交友した神戸を「第二の故郷」と呼んだ。

 生田神社名誉宮司の加藤隆久さんは、若手文化人の集まる「バーボンクラブ」を共に結成。「神戸の水が非常に合って、クラブの歌も彼が作った。子どもの七五三には神社に来てくれ、阪神・淡路大震災でも心配して訪ねてくれた」と優しい人柄をしのんだ。

 師と仰いだ小説家の森敦さんとは、灘五郷の大手酒造会社のCM制作で出会い、森さんの芥川賞作品「月山」を組曲にして発表した。

 舞踊家の藤田佳代さんは同曲の振り付けを手掛け、神戸で公演。2013年には、東日本大震災の津波に耐えた「奇跡の一本松」を題材にした新井さんの詩「希望の木」を舞台化した。藤田さんは「人間的にとても大きな人。いてくれるだけで頼りに感じた。残念でならない」と惜しんだ。(田中真治)

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