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第4局を前に撮影に応じる一力遼天元(左)と関航太郎七段=5日午後、洲本市、ホテルニューアワジ(撮影・坂井萌香)
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第4局を前に撮影に応じる一力遼天元(左)と関航太郎七段=5日午後、洲本市、ホテルニューアワジ(撮影・坂井萌香)

 囲碁の一力遼天元(24)に関航太郎七段(20)が挑戦している第47期天元戦5番勝負の第4局が6日、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで打たれる。両対局者が5日、現地入りし、対局室を確かめて大一番に備えた。

 第1局を関、第2局を一力が制して迎えた第3局は、関が一力の大石を仕留めてシリーズ2勝目を挙げ、初の七大タイトル獲得と、井山裕太四冠(32)が2011年、22歳で達成した最年少天元の記録更新まであと1勝に迫っている。

 一力天元は、タイトル保持者の座を維持するために落とせない戦いとなる。検分で、対局室の明るさや碁盤、石を確かめた後「とにかく自分にできることを精いっぱいやるしかないので、盤上に集中し、自分らしい碁を打てるように頑張りたい」と士気を高めた。

 対する関は「これまでの3局とも、普段の対局以上に楽しんで打てている。第4局はこれまで以上に注目していただけるはずなので、いい囲碁を打ちたい」と意気込んだ。

 立会人は山田規三生九段(49)。持ち時間は各3時間で、6日夕方に勝敗が決まる見通し。対局の模様は神戸新聞NEXTで速報する。(井原尚基、小林伸哉)

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