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第4局で初手を打つ関航太郎七段(左)。右は一力遼天元=6日午前、洲本市のホテルニューアワジ(撮影・中西幸大)
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第4局で初手を打つ関航太郎七段(左)。右は一力遼天元=6日午前、洲本市のホテルニューアワジ(撮影・中西幸大)

 囲碁の一力遼天元(24)に関航太郎七段(20)が挑戦している第47期天元戦5番勝負(神戸新聞社主催)の第4局が6日、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで始まった。(井原尚基)

 一力が制して天元位初防衛に望みをつなぐか、関が勝って最年少天元の座を手に入れるか、重要な一局。定刻の午前9時、立会人の山田規三生九段(49)の合図で先番の関七段が第一着を右上隅星(16四)に打ち下ろした。

 持ち時間は各3時間で、夕方には勝敗が決まる見通し。

■序盤から互いに速いペース

 6日、ホテルニューアワジで始まった囲碁の第47期天元戦5番勝負(神戸新聞社主催)第4局。一力遼天元(24)に関航太郎七段(20)が挑む一戦は序盤から互いに速いペースで打ち進めた。

 午前8時49分に関が黒いスーツ姿で入室し、碁盤と碁笥を拭いて清めた。同52分に一力も黒いスーツ姿で入室。午前9時に対局が始まると、関が黒23(16十七)ツケなどで下辺に大模様を築くことを目指したのに対し、一力は上辺、右辺などに模様を広げ、後に下辺へ攻めこんでゆく姿勢を示した。

 山田九段は「関七段の手には勢いを感じ、一力天元は実利の獲得を先行しているようだ。今後、下辺が焦点になるだろう」と話した。(井原尚基)

     ◇

 対局の模様は神戸新聞NEXTで中継している。

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