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新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を受ける医療従事者(左)=6日午前、兵庫県立淡路医療センター(撮影・中西幸大)
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新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を受ける医療従事者(左)=6日午前、兵庫県立淡路医療センター(撮影・中西幸大)

 医療従事者への3回目の新型コロナウイルスワクチン接種が6日、兵庫県立病院で初めて、淡路医療センター(洲本市塩屋1)で始まった。他の県立病院も、自治体から職員に接種券が届くなど準備が整ったところから順次、従事者への接種を本格化させる。

 淡路医療センターでは職員や委託業者の計約1200人が対象。そのうち、まずは2回目接種から8カ月が経過し、3回目を希望する約千人に、17日までに接種を終える。4月以降に異動してきた職員らは、2回目接種が遅かったため時期をずらす。希望者全員の接種の終了は、来年2月末を予定する。

 ワクチンは洲本市に届いた米ファイザー製を使用。午前10時から幹部への接種が始まり、予診を終えた職員がいすに座って接種を受けた。杉本貴樹副院長は「感染の第6波に備え、安心できる」と話した。

 県病院局によると、8日に丹波医療センター(丹波市)、10日に尼崎総合医療センター(尼崎市)でも従事者向け接種が始まる予定。一方、自治体からの接種券の送付スケジュールに合わせ、開始を来年1月以降にする病院もあるという。(上田勇紀)

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