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大和丸の甲板でズワイガニを選別する船員たち=11月6日未明、兵庫県新温泉町沖
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大和丸の甲板でズワイガニを選別する船員たち=11月6日未明、兵庫県新温泉町沖

■消費者「高すぎる」

 兵庫県但馬地域で冬の味覚の王様と呼ばれる松葉ガニ(ズワイガニ雄)の競りの落札価格が高騰している。11月6日の漁解禁から1カ月が経過したが、供給量が少ないため、新型コロナウイルス禍を受けた政府の観光支援事業「Go To トラベル」による特需に沸いた前年同期と比べても、単価が1・7倍に上昇。消費者からは「高すぎて買えない」などと悲鳴が上がる。

 但馬水産事務所によると、底引き網漁船40隻が操業を始めた11月の総漁獲量は、後継者難で4隻が廃業したことや、悪天候による出漁機会の減少などで、前年同月比30%減の268トンにとどまった。

 そのうち松葉ガニが同43%減の約110トンと目立って少なく、11月では過去15年で最低という。セコガニ(ズワイガニ雌)は同15%減の約158トン。

 供給不足により、松葉ガニの1キロ当たり平均単価は、同73%上昇して1万2717円に高騰。地元の民宿や旅館は県民向けの観光支援キャンペーン効果などで予約が堅調といい、料理で使われる需要が底上げしているとみられる。

 同県香美町の旅館経営者は「宿泊プランの料金をいまさら値上げできず、利益幅が圧縮されて困る」と話している。(金海隆至)

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