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自身もパラアスリート。雪上スポーツの楽しさを広げようと、アプリを手掛ける岡本圭司さん=神戸市中央区新港町
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自身もパラアスリート。雪上スポーツの楽しさを広げようと、アプリを手掛ける岡本圭司さん=神戸市中央区新港町
ゲレンデを滑走するスノーボーダーやスキーヤーたち=2017年12月、ハチ北高原スキー場
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ゲレンデを滑走するスノーボーダーやスキーヤーたち=2017年12月、ハチ北高原スキー場
アプリの画面。滑走した距離や速度のほか、保険の加入で名前の横にバッジ(右上)が表示される(ユキヤマ提供)
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アプリの画面。滑走した距離や速度のほか、保険の加入で名前の横にバッジ(右上)が表示される(ユキヤマ提供)
自分や仲間がスキー場のどこを滑っているのかも一目で分かる
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自分や仲間がスキー場のどこを滑っているのかも一目で分かる

 スキー場で滑走距離や速度をはじめ、感想なども共有して、一人でも仲間とでも楽しめるスマートフォン用アプリがある。開発・運営する神戸市の会社で代表を務めるのは、来年3月に開かれる北京冬季パラリンピック男子スノーボード日本代表に内定した同市東灘区の岡本圭司さん(39)。自身の大けがを踏まえ、アプリ内で手続きができる傷害保険も用意し、PRしている。(有島弘記)

 アプリの名称は、社名のユキヤマ(同市中央区)と同じ「yukiyama」。ダウンロード数は25万に上るという。同社によると、アプリと連動するスキー場は、開発した2016年当時の全国約40カ所から約100カ所まで拡大。兵庫県内はハチ高原、ハチ北高原スキー場の2カ所で利用できる。

 利用者はアプリ内でスキー場にチェックインすると、衛星利用測位システム(GPS)が起動。現在地やリフトの稼働状況などが分かり、滑走コースや距離、速度が自動で記録される。仲間が別のスキー場にいても滑走を競ったり、滑った感想や写真を共有できたりする。岡本さんは「一人で滑りに行っても楽しめるのは新型コロナウイルスの時代に合っている」と話す。

 プロのスノーボーダーとして活躍した岡本さんは33歳だった15年2月、ゲレンデではない未整備の「バックカントリー」で撮影中、滑落して腰を強打した。脊髄を損傷し、右足にまひが残った。当時、傷害保険に入っていなかったという。

 業界として保険の未加入者は多く、全国スキー安全対策協議会(東京都)の20~21年シーズンの報告書によると、負傷者の保険加入率は25・8%で、ほぼ4人に1人。岡本さんは実態の改善を目指して昨年12月、東急少額短期保険(同)と共同で「yukiyama保険」を開発した。

 同じアプリで申し込むことができ、最短90秒で加入できるという。保険料は1日200円、1カ月410円など低額で、手続きが終わると、アプリ画面で自身の名前の横に証明代わりのバッジが掲示される。

 岡本さんは「その日のゴンドラの中でもいいので保険に入り、加入バッジで仲間にアピールしてほしい。セーフティーライド(安全な滑走)を広めたい」と呼び掛けている。

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