ボクシングの全日本選手権で、兵庫県高砂市出身の松本流星選手(23)=三重県スポーツ協会所属、同県松阪市=が、ライトフライ級(49キロ以下)を初めて制した。東京五輪は自身の階級が削減されて出場できず、国体強化選手として招かれた三重県でも、新型コロナウイルス禍で大会自体が中止になっていた。挫折と試練を乗り越え、持ち前のスピードとテクニックを生かしながら158センチの小柄な体で躍動。アマチュア国内最高峰の称号を手にした。(笠原次郎)
プロ志望を封印して出場を目指した東京五輪では「男女平等」が追求され、階級数が10の男子が2減、3の女子は2増に。松本選手の最軽量級は削減され、出場できなかった。三重でも国体中止という不運が重なり、「長年の夢だった五輪に出られず、国体も中止になったので全日本に懸けていた」と振り返る。
選手だった父廣(ひろし)さん(42)の影響で、4歳から競技を始めた。廣さんから基本動作を鏡に映して教わり、反転した父の姿を手本にしたため、右利きだったがサウスポーになった。高砂市内のボクシングジムで練習し、小学生の時から全国大会に出場。中学1年だった2011年に全国大会で優勝し、2年生で東京へ引っ越した。私立中学に通いながら、名門の帝拳ジムで練習し、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級元王者の山中慎介さんらの「妥協しない姿勢」を見て多くを学んだ。
14年に全国高校総体ピン級(46キロ以下)で準優勝し、長崎国体少年ピン級も制した。日大卒業後の今年4月には、コロナ禍で試合も減る中、同大OBがいる三重県スポーツ協会から、9月に三重で開幕するはずだった国体の強化選手として招かれた。現在は高校生らの指導も担っている。
今年の全日本選手権は11月24日、東京都・墨田区総合体育館で開幕した。5回目の挑戦で、昨年は3位。9月の世界選手権選考会で惜敗していた初戦の相手には積極的に仕掛けた。左ストレートや右フックをクリーンヒットさせ、判定勝ちして勢いに乗った。2戦目は格下の大学生を圧倒。決勝戦では、前回準優勝の相手に「攻めの気持ちを貫いて」前に出た。3-2の判定勝ちが告げられると、膝から崩れ落ちた。
初の栄冠に、松本選手は「三重の看板を背負っていたので、ほっとした。指導している高校生にも手本を示せたかな」と話し、「高砂で応援してくれている方々にも一つ、恩を返せた」とかみしめている。
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