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 播州信用金庫(兵庫県姫路市)は15日、同日夕にシステム障害が発生したと発表した。兵庫県内の現金自動預払機(ATM)151台と、本支店の窓口のシステムなどが使えなくなった。原因は調査中という。

 同信金によると、午後4時15分ごろ、全店のATMが停止した。インターネットバンキングや他金融機関のATMでの引き出しなど、全ての取引が利用できなくなった。同11時半現在で復旧していない。

 同信金は姫路市内のシステムセンターにあるホストコンピューターの不具合とみて、部品を交換した。システムの立ち上げを急ぎ、16日午前3時までの復旧を目指す。復旧しない場合、同日朝から各店舗で預金引き出しなどに応じる。

 ATMは県内の本店と支店65カ所と店舗外の18カ所にあり、通帳やカードが取り込まれる事案が約100件発生した。同信金は対象者の連絡先を把握しており、後日返還する。15日は年金の支給日で、こうした事案が増えたとみられる。

 播州信金は預金残高1兆2108億円、融資残高7423億円(2021年3月期)で、県内11信金ではいずれも尼崎信用金庫(兵庫県尼崎市)に次いで2位。(高見雄樹)

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