「紙破り」パフォーマンス、村上三郎特別展 絵画や資料３６０点公開 芦屋

2021/12/23 09:36神戸新聞NEXT

「剥落する絵画」と呼ばれる作品を間近で見られる展示空間＝芦屋市伊勢町、芦屋市立美術博物館

　前衛美術集団「具体美術協会」で活動し、クラフト紙を体当たりでぶち破る「紙破り」で語り継がれる芸術家の特別展「限らない世界／村上三郎」（神戸新聞社など後援）が、兵庫県芦屋市立美術博物館で開かれている。具体前後の時代にも光を当て、ダイナミックな絵画など約６０点のほか、初公開の自筆メモを含む資料約３００点を展示。「時間」を意識した唯一無二の創作世界に迫る。（小林伸哉）

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