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 2017年12月に神戸市東灘区の同市立六甲アイランド高校で当時の男子生徒が校舎から飛び降り、重傷を負った問題で、元生徒側が27日、市を相手に民事調停を神戸簡裁に申し立てた。代理人弁護士が明らかにした。市に対し、飛び降り直前の指導の違法性を認め、謝罪と賠償をするよう求める。

 当時1年生だった神戸市の男性は、飛び降りで身体に障害が残る大けがを負った。代理人弁護士によると、これまで当事者間の協議で謝罪や賠償を求めてきたが、市が「指導の違法性を前提とする請求には応じない」としたため、調停を申し立てた。

 この問題を巡り、第三者の調査委員会は19年、威圧的な別室指導が自殺を決意させたとの報告書をまとめた。男性側は市が「報告書を曲解して責任を否定している」と批判。調停では、連日の別室指導▽実際には可能性のない退学のほのめかし-が学習権などを侵害し、違法と主張する。

 調停は裁判所の調停委員が仲介し、紛争解決を目指す裁判外の非公開手続き。成立すれば、裁判上の和解と同一の効力がある。

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