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明石砂浜陥没事故20年となり、花束を手に現場を訪れた明石市の泉房穂市長(左から2人目)と市幹部ら=30日午前、明石市大蔵海岸
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明石砂浜陥没事故20年となり、花束を手に現場を訪れた明石市の泉房穂市長(左から2人目)と市幹部ら=30日午前、明石市大蔵海岸

 2001年12月に兵庫県明石市の大蔵海岸で、帰省中だった金月美帆ちゃん=当時(4)=が生き埋めになった砂浜陥没事故は30日、発生から丸20年を迎えた。同市の泉房穂市長が現場を訪れ、市民の安全を守り、事故の教訓を継承していくことを誓った。

 東京から帰省していた美帆ちゃんは、父親と散歩中に事故に遭遇。人工砂浜が約2メートル陥没し、約5カ月後に亡くなった。

 陥没事故が起きる危険性を認識しながら安全対策を怠ったとして神戸地検は04年、業務上過失致死罪で国土交通省と明石市の管理担当者計4人を在宅起訴。14年に最高裁が被告の上告を棄却し、有罪が確定した。

 強い風が吹き荒れたこの日、事故現場に花を手向けた泉市長は「市民の命、安全を守ることが、行政の責任であると改めて強く思う」と語った。幹部職員8人も手を合わせ、美帆ちゃんの冥福を祈った。

 事故後に入庁した市職員は50・4%と半数を超え、組織内の教訓の継承が課題に。同じ01年に発生した歩道橋事故と砂浜陥没事故の記憶を風化させないため、市は7月21日を「市民安全の日」に制定。新人・若手職員が毎年現場を訪れているほか、「安全」の視点で日常業務に向き合う大切さを説く研修用の動画を今夏制作した。

 泉市長は「二つとも防げた事故。職員一人一人が強い自覚と意識で、危険に対してできることは全部やる。新しい職員にも伝え、徹底していきたい」と話した。(松本寿美子)

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