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整然と並んだかまぼこ。次々に蒸し器へ=神戸市東灘区向洋町西5
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整然と並んだかまぼこ。次々に蒸し器へ=神戸市東灘区向洋町西5
整然と並んだかまぼこ。次々に蒸し器へ=神戸市東灘区向洋町西5
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整然と並んだかまぼこ。次々に蒸し器へ=神戸市東灘区向洋町西5

 おせち料理を彩る「かまぼこ」が、製造の最盛期を迎えている。神戸・六甲アイランドにある「カネテツデリカフーズ」の工場では、板に乗った赤や白色のすり身がずらりと並び、次々に蒸し上げられている。

 紅白かまぼこの赤は「魔よけ」、白は「清浄」を表すとされる。半円形が元旦の日の出に似ているともいわれ、古くから正月の食卓で親しまれてきた。

 「カネテツ」は1926年、兵庫県西宮市で創業。50年から神戸に拠点を置き、製造を続ける。かまぼこは年間2500万個ほど出荷しており、正月向けの製造量は約400万個。おでんの時季も重なり、年末は1年で最も忙しくなるという。

 原料はスケトウダラなどの魚。塩や調味料と混ぜ合わせてすり身にして木の板に乗せ、温度の異なる蒸し器で2回に分けて加熱する。主に関西の小売店に並ぶといい、同社マーケティング室の荒井紅美さんは「きれいな彩りや豊かな味でお正月を飾り、楽しく過ごしてほしい」と話している。(秋山亮太)

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