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5月に開院予定の「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」。キャスティ21で最後の施設整備となる=姫路市神屋町(撮影・山本 晃)
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5月に開院予定の「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」。キャスティ21で最後の施設整備となる=姫路市神屋町(撮影・山本 晃)
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5月に開院予定の「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」。キャスティ21で最後の施設整備となる=姫路市神屋町(撮影・山本 晃)

 兵庫県西部の中核都市にふさわしい玄関口を目指し、姫路市がJR姫路駅周辺で進める再整備事業「キャスティ21」は今年5月、駅東に新県立病院が開院し、主要施設の整備を終える。原点となった駅高架化の構想から約半世紀。世界遺産・国宝姫路城が眼前にそびえる一帯の整備は「平成の築城」とも呼ばれ、地域経済や文化の核となる施設が駅前から東へ向かって並ぶ姿に生まれ変わった。

 キャスティ21は1988年に計画が策定された。鉄道高架化と土地区画整理、道路整備が事業の3本柱で、総事業費は計約1100億円。姫路駅を2008年12月に高架化した後、線路や操車場などの跡地を活用するまちづくりが一気に進んだ。

 市は対象区域25・4ヘクタールのうち、メインと位置付けた12・5ヘクタールを三つに区分。姫路城を見通せる駅北側の「エントランスゾーン」には交流広場や地下庭園などを整備し、JR西日本も駅直結のビル「ピオレ姫路」を建設した。

 東隣の「コアゾーン」では事業コンペを実施。民間業者が15~18年、複合型映画館の入る商業施設やホテル、医療専門学校などを相次いでオープンさせた。市駅周辺整備課の石田亮課長(54)は「姫路に不足する施設を東西に整え、街の回遊性を高めようとした」と振り返る。

 その先にある約6・6ヘクタールの「イベントゾーン」は最後の一等地とされ、整備方針が長く定まらなかった。市は多目的ドーム系ホールを計画したが、03年の市長選で現職を破った石見利勝前市長が白紙に戻した。

 市は約8年後、同ゾーンで「文化・コンベンション施設」と「高等教育・研究機関」を併せて整備する方針を提示。昨年9月、ホールや展示場を備えた「アクリエひめじ」が開館した。今年5月には市内の2病院を統合再編する新病院がオープンし、地域の課題である救急医療体制の強化が期待される。兵庫県立大と独協学園の研究施設も入る。

 同市朝日町では県道の拡幅工事を含む区画整理も実施し、24年度中に完了する予定。駅と姫路城をつなぐ大手前通りでは、歩道を占有する事業者を募り、飲食ブースや休憩スペースを設置してもらう新たな取り組みが進む。

 石田課長は「多世代が電車で姫路を訪れ、駅周辺で時間を気にせずゆっくりと過ごせる空間になってほしい」と話した。

(田中宏樹)

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