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神原浩の油絵や版画、エッチングの原版が並ぶ展示空間=神戸ゆかりの美術館(※無断転載を禁じます)
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神原浩の油絵や版画、エッチングの原版が並ぶ展示空間=神戸ゆかりの美術館(※無断転載を禁じます)

 海外で美意識を育んだ2人の版画家を紹介する特別展「海を渡った版画家たち~平塚運一と神原浩~」(神戸新聞社など主催)が15日、神戸市東灘区向洋町中2の神戸ゆかりの美術館で開幕する。木版とエッチングの秀作など約230点を飾る。

 松江市出身の平塚運一(1895~1997年)は、神戸の版画家川西英らと交流。太い線で大胆に空間を構成し、仏像や寺院、裸婦像などを描いたほか、棟方志功らを育てた。60代で渡米して99歳まで滞在し、新たな表現を求め続けた。

 神戸市兵庫区出身の神原浩(1892~1970年)は、キューバやフランスで学び、母校の関西学院で美術を指導。戦前の神戸の港や教会、六甲山などを緻密に描いた。波立つ海を描いた作品群は荒々しく、見る物を圧倒する。版画とエッチングの原版も並べ、制作過程も示す。

 同館の金井紀子学芸員は「日本の創作版画史で最も魅力的な作品群を、まとめて見られる貴重な機会。後進を育てた2人の気持ちの温かさも伝わる」と語る。

 3月27日まで。月曜と同月22日は休館(ただし、同21日は開館)。一部展示替えあり。一般800円ほか。同館TEL078・858・1520

(小林伸哉)

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