信号機の色が手元のスマートフォンで分かる-。目の不自由な人や高齢者らが安全に横断歩道を渡れる環境づくりを進めようと、兵庫県警が昨年末、新たなシステムを神戸、尼崎市の計11カ所に導入した。信号機に設置した通信装置とスマホアプリが連動し、信号の色や切り替わるまでの時間などの情報を音声や振動で通知。3月までに20カ所に増える予定で、その後も設置場所の拡大が検討されている。(谷川直生)
「南北方向が青。東西方向が赤」「南北方向の青が間もなく終了します」-。
昨年末、神戸市中央区の湊川神社西交差点で開かれた体験会。参加した視覚障害者約10人が交差点に近づくと、スマホが音声で信号の色を知らせた。西宮市の男性(75)は「音声で言ってくれるのは分かりやすい。使いこなせれば便利になると思う」と期待した。
支援システムは、スマホアプリの「信GO(しんゴー)!」をインストールして、位置情報を共有する設定にすれば、対象の信号に近づいた時に振動し、音声と画面表示で「赤」「青」の色などを伝える仕組み。一部の信号機では青色の時間を延長できる機能もある。
アプリを開発した日本信号(東京)によると、近距離無線通信「ブルートゥース」を利用しており、スマホの機種によっては約10メートル離れた場所からでも情報を受信するという。
県警によると、県内には「ピヨピヨ」や「カッコー」などの音でどの信号が青になっているか知らせる音響機能付きの信号機が462カ所にある。ただ、近隣住民への配慮や利用実態などから、音が鳴るのは午前7時~午後8時が大半で、24時間対応の場所はないという。
支援システムは警察庁が全国で整備を進め、近畿圏内では兵庫県の設置が初めて。県警と視覚障害者団体などが協議し、福祉施設周辺の設置を優先しており、神戸市中央区の市立総合福祉センターに近い神戸駅前交差点や、尼崎市の総合医療センター前交差点などに置かれている。
昨年末の体験会では、期待感を口にする参加者が多かった一方、改善を求める声や要望も。「一人でスマホを操作するのは難しい」「設置場所を増やしてほしい」「人混みは周囲の気配で渡れるので、人通りがないところに設置して」などの声があった。
県内では3月までに神戸市兵庫区と西区、姫路市の計9カ所に新たに導入される予定。県警交通規制課は「設置による効果や要望などを踏まえ、今後も設置場所を増やしていきたい」としている。
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