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スタートしたばかりの3学期だが、感染急拡大の影響が学校現場に及んでいる=1月7日、神戸市内
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スタートしたばかりの3学期だが、感染急拡大の影響が学校現場に及んでいる=1月7日、神戸市内

 新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るい、兵庫県内で子どもの感染者が急増する中、学校現場への影響が深刻化している。小中高校で学級・学年閉鎖や休校が相次ぎ発生。高校入試などへの影響が懸念されるほか、子どもの居場所の確保も課題になってきている。

 「突然、複数のクラスで陽性者が出た。これまでにないことだ。ジワジワではなく、あまりにも急なので驚いている」

 神戸市内の中学校の教頭は、最近の感染拡大をこう話す。同校は市教育委員会と相談し、17日から学年閉鎖に踏み切った。

 市教委によると、19日時点で小学校1校と中学校2校が休校。ほかに小学校で14学年と64学級、中学校では11学年と38学級が閉鎖しているという。

 同県尼崎市では同日までに小学校5校、中学校11校で学級閉鎖などが発生。市教委は「同じクラスで多数の児童が体調不良を訴えるケースもある。高校入試を控える中での感染や、大切な時期に学校が閉まることの影響が心配」と話す。

 県立高校14校でも学級・学年閉鎖中といい、県教委は「感染の報告がどんどん入ってきている」。20日以降、閉鎖はさらに増える見込みという。

 文部科学省は、全国一斉の臨時休校は要請しない方針だ。感染拡大時の学級閉鎖などの基準については、ガイドラインを作成。複数の感染が確認された場合は学級閉鎖▽複数の学級が閉鎖されれば学年閉鎖-などと定めるが「地域の感染状況などに応じて、各自治体で適切な対応をしてほしい」とする。

 尼崎市はこれまで、感染者が1人でも出ると、保健所が疫学調査を終えるまで休校としていたが、学習機会が失われる懸念から、昨秋に基準を変更。休校は、教職員が感染した場合▽過半数の学年で閉鎖になった場合-などとし、第6波では小学校2校、中学校7校を休校にした。

 一方、同県西宮市は感染者が出た場合、疫学調査のためクラスを臨時休業にしてきた。ただ、保健所業務の多忙化で濃厚接触者の判定に時間がかかり、休みの日数が長引くケースが出ているという。現在、小中高の計30校で閉鎖などしており、市教委は「できるだけ学びを止めないよう、オンラインも活用したい」と対応に迫られている。

 小学校1校が休校し、小中学校1校ずつで学級閉鎖がある姫路市。担当者は「仕事に行かないといけないが、子どもが1人で留守番できない、預け先がない家庭もあり、子どもの居場所の確保が課題になる」と危機感を募らせる。さらなる感染拡大を見据え、「学校や放課後児童クラブなどと居場所の確保を協議したい」としている。(中島摩子、綱嶋葉名、古根川淳也)

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