兵庫県内で連日2千人を超える新型コロナウイルス感染者が確認される中、自宅療養者が20日午前0時時点で初めて5千人を超え、過去最多となった。急増を受けて保健所業務は逼迫(ひっぱく)し、一部で自宅療養者への定期的な連絡は難しくなっている。軽症者が多くを占めるが、症状の急変を見逃さないために、県や神戸市などは感染者自身や同居の家族による健康管理に協力を求めている。
県は当初、感染者を原則入院させる「自宅療養ゼロ」の方針を掲げたが、昨年4月に撤回。その後、自宅療養者は増え、第4波では1817人(昨年5月9日)、第5波では4715人(同8月28日)がピークだった。
昨年11月下旬にはいったん1桁にまで減ったが、重症や中等症の人が少なく、軽症者が多い「オミクロン株」の特徴を反映し、今年に入って急激に増加。1月8日に100人を超え、同15日には千人を突破、20日に5245人になった。
県内では、第4波で自宅療養中に亡くなる人が相次いだ。県はそうした状況を踏まえ、アプリを使った健康観察や、必要に応じた往診、訪問看護を実施。自宅療養者が食料を調達できない場合、素早く配送する支援も整えた。
しかし、今回の感染者急増により、保健所の業務は逼迫。検査結果の陽性が届けられた後、保健所から感染者への電話連絡について、県管轄は翌日まで、神戸市は24時間以内を目安にするが、現在は届け出順ではなく、緊急性が高い症状の人を優先しているという。
さらに、自宅療養者への対応として、県管轄はこれまで1日1回電話を入れていたが、現在は無症状の人や症状が変わらない人にはできていない。神戸市も、訪問による症状の聞き取りや濃厚接触者の調査が難しくなっている。
そうした状況の中、自宅療養中の症状の急変を把握するためには、療養者自身が症状や体温などの計測値を正しくアプリで報告することが重要になる。
また、県や各市は体調が急変した場合、すぐ専用窓口への連絡も求めている。自宅療養中の注意点や、県や市に連絡が必要な緊急性の高い症状などをホームページなどで公開している。(高田康夫)
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