世界の名門コンクールで栄冠を獲得した実績を誇る4人のバイオリン奏者が集う「V4~4人の美しきバイオリニスト」が2月12日、神戸新聞松方ホール(神戸市中央区)で開かれる。渡辺玲子、小林美恵、川久保賜紀、松田理奈と、中堅からベテランまで国内外で活躍する一流奏者がそろう。バロック、ロマン派の名曲を奏で、バイオリンの魅力に迫る。
渡辺は1984年にビオッティ、86年にパガニーニ国際コンクール(いずれもイタリア)で最高位を受賞。知的な音楽性、切れ味鋭い感覚を生かした音色で存在感を放ってきた。
小林は90年のロン・ティボー国際コンクール(フランス)で日本人初優勝を成し遂げた。オーケストラとの共演をはじめ国内外で演奏し、舞台経験が豊富だ。
米国生まれの川久保は2001年のサラサーテ国際バイオリン(スペイン)で優勝、翌年には世界三大大会の一つ、チャイコフスキー国際音楽コンクール(ロシア)で最高位と、プレーヤー憧れの大会を制した。
松田は4人の中では最年少。07年にサラサーテ国際バイオリンコンクールでディプロマ賞を受賞し、今後が期待される有望株だ。
音域の差があるチェロ、ビオラを交えた弦楽器の共演は一般的だが、バイオリンのみ4人のコンサートは珍しい。ソリストとして活躍する奏者が同じ舞台で弾くのも貴重で、それぞれの音を聞き比べられる。企画した浦久俊彦は「歴史のある楽器で、音楽ファンに最も親しみがある。同じ楽器ながら4人がそれぞれの個性を生かし、違った音を響かせるのが見どころ」と解説する。
二重奏、四重奏と多彩な組み合わせも予定。バロックを代表するテレマンの「四つのバイオリンのための協奏曲」は4人で、サラサーテの代表曲「チゴイネルワイゼン」は二重奏で披露する。
浦久はバッハの「トッカータとフーガ」が見どころと話す。「オルガンの演奏で親しまれる作品だが、弦楽の旋律で書かれた痕跡がある。それをバイオリンで挑戦したい」
ピアノは松本和将。午後3時開演。6千円。松方ホールチケットオフィスTEL078・362・7191
(津谷治英)

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