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ハチ北高原スキー場で初滑りを楽しむスキーヤーたち。今シーズンは雪の状態がよかったのだが…=2021年12月19日、香美町村岡区大笹(撮影・金海隆至)
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ハチ北高原スキー場で初滑りを楽しむスキーヤーたち。今シーズンは雪の状態がよかったのだが…=2021年12月19日、香美町村岡区大笹(撮影・金海隆至)
ほとんど客足のない北野異人館=25日午前、神戸市中央区北野町2(撮影・吉田敦史)
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ほとんど客足のない北野異人館=25日午前、神戸市中央区北野町2(撮影・吉田敦史)

 新型コロナウイルス感染症対策の「まん延防止等重点措置」が全国規模に広がり、雪が目玉の観光地を直撃している。兵庫のスキー場では修学旅行などのキャンセルが相次ぎ、「さっぽろ雪まつり」は2年連続で中止が決まった。年末年始の好況が一変し、関係者は「仕方ないが、受け入れ側としては厳しい」とため息をつく。

 養父市のハチ高原スキー場では、先週ごろから修学旅行やスキー合宿のキャンセルと延期が続出している。主に京阪神や四国などからの予約が取りやめになっており、担当者は「生徒が感染したのでキャンセルという学校もある。スキー場にとってこれからがいい時期なのに悔しい」と声を落とした。

 県内からの日帰り客が多い神河町の峰山高原リゾートホワイトピークも、日帰りのバスツアーなどのキャンセルが相次いでいる。

 今シーズンは雪の状態が抜群によく、昨年より2割ほど増えていたが、先週末から一気に減少。担当者は「仕方ないとは思うが、日帰りなら学校園で過ごすのと変わらないのでは」と話し、「万全な感染対策を続け、いい雪を楽しんでもらえるように頑張りたい」と力を込めた。

 長野県の志賀高原でも修学旅行やスキー合宿が軒並み取りやめになり、シーズンを通じてキャンセルは万単位に上る見通しだ。ホテルなどが加盟する志賀高原観光協会は「流行があと1カ月遅れていれば、こうはならなかったのに…」と残念がった。

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 24日、札幌市中心部の大通公園。教会の雪像になるはずだった高さ10メートルほどの雪塊が制作途中で放置されていた。2月に開催予定だった冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」は会場を絞って開催を目指したが、昨年に続き中止が決定。感染力の強い「オミクロン株」の拡大が収まらず、25日にまん延防止措置の対象地域に追加が決まる見通しだ。

 例年なら国内外から200万人以上が訪れる大規模イベント中止の余波は大きい。JR札幌駅直結の「JRタワーホテル日航札幌」では宿泊予約のキャンセルが続出。担当者は「書き入れ時で期待していたのに残念。催し物がことごとく中止になり、宿泊客が増える要素が見当たらない」とこぼす。

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 オミクロン株急拡大の影響は、観光業界全般に広がる。神戸市中央区の観光施設「北野工房のまち」でも、県内外から団体予約のキャンセルが続いているという。昨年11~12月の客足は前年を上回るペースだっただけに、施設側の落胆は大きい。中止より延期を選んだ学校も多く、担当者は「早くピークアウトしてほしい」と願った。

 旅行サイト「ena(イーナ)」を運営する「エアプラス」(東京)によると、1月中の旅行は予約のキャンセルが相次ぐ一方、新規の申し込みが少なくなっている。担当者は「2、3月に予約した旅行をどうするか様子見している人が多い」と分析。「感染のピークアウトが見えるまで新規の申し込みは増えないだろう」と話している。

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