兵庫県は１２月１日の推計人口が５４２万８６７５人だったと発表した。前月から１８６２人減り、７カ月続けて減少。県内４９市区町（神戸市は区別集計）のうち、前月から増えたのは７市区にとどまり、４２市区町で減った。

　人口が増えた７市区では、明石市の１１６人増が最多で、西宮市（７９人増）、神戸市兵庫区（４５人増）、加東市（３８人増）、芦屋市（３６人増）と続く。

　一方、減り幅が最も大きかったのは尼崎市で２４６人の減。加古川市（１９６人減）、姫路市（１８４人減）などが目立った。神戸市は東灘、兵庫、中央の３区で増えて６区で減り、全体としては４４３人の減少だった。

　１１月の出生者数は３１９３人と、死亡者数５２７１人を下回り、２０７８人の自然減。転入者は１万４２１８人、転出者は１万４００２人で、２１６人の社会増だった。（大島光貴）