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関西空港内に新たに設置したPCR検査センターの受付(川崎重工業提供)
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関西空港内に新たに設置したPCR検査センターの受付(川崎重工業提供)

 川崎重工業(神戸市中央区)と医療法人の友広会(大阪市)は、関西空港に新型コロナウイルス感染症のPCR検査センターを開設した。川重などが手掛けた検査ロボットシステムを活用し、国際線の搭乗客に最短3時間で陰性証明書を発行する。関空内ではすでに近畿大と検査サービスを展開しており、検査能力を約10倍に拡充する。

 同システムは、川重とシスメックス(神戸市中央区)、メディカロイド(同)が共同開発した。コンテナ内に並んだ約10台のロボットが、検体の核酸抽出や遠心分離などをこなす。

 川重は昨年5月に関空に同システムを設置し、9月から近大とサービスを提供している。新しいセンターは検査専門で、第1ターミナルビル4階に構えた。PCRだけでなく抗原・抗体検査もでき、1日計約100件の処理が可能という。

 川重はセンターの運営などを担い、友広会は検体採取、診察、確定診断、陰性証明書の発行を担当する。将来的には医師が遠隔地から画面越しに問診するオンライン診療も視野に入れ、国際線需要の回復に貢献する。

 PCR検査は、英文の証明書1枚の発行を含めて2万2千円。抗原・抗体検査はいずれも1万1千円で、所要は最短1・5時間。医療保険は適用されない。検査受け付けは正午~午後8時半。事前予約制。予約ダイヤルTEL072・456・6243

(中務庸子)

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