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川久保賜紀
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川久保賜紀
松田理奈
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松田理奈

 国内外で活躍する一流奏者4人が共演し、2月12日、神戸新聞松方ホール(神戸市中央区)で開かれる演奏会「V.4~4人の美しきバイオリニスト」。出演者を紹介するシリーズの後半は、若手の川久保賜紀と松田理奈。ともに次代を担う奏者だ。(記事・津谷治英、撮影・永見将人)

 ピアソラの「タンゴ・エチュード」で共演し、今回の見どころの一つになる。

 日本人の両親を持つ川久保は、米国で生まれ育った。経歴は華々しい。2001年のサラサーテ国際バイオリン・コンクール(スペイン)で優勝。翌年には世界三大コンクールの一つ、チャイコフスキー国際音楽コンクール(ロシア)で最高位に輝いた。「情熱的な演奏」が信条。

 4年前からは桐朋学園大学院大学・富山校の教授に就任し、活動拠点を日本に移し、若手の育成に尽力する。バイオリン4人だけの今回のオファーを受けた時は「珍しい公演で面白い」と思った。東京、九州での舞台を重ね、「4人の音が融合し、一つの作品をつくりあげていった。弦楽の魅力を存分に楽しんでもらえる」と話す。

 松田は4人の中では最年少。14歳でソロリサイタルを開くなど、早くから頭角を現した。07年にサラサーテ国際コンクールでディプロマ賞入賞を果たし、さらなる飛躍が期待される。今回の企画に参加し、「素晴らしい先輩の中に入れていただきうれしい」と喜ぶ。

 両親が大阪出身で、親戚も多く、関西は親しみのある地。中でも松方ホールでは関西フィルハーモニーと共演した経験がある。「初めてオーケストラと共演した思い出の舞台。あの時は緊張で余裕がなかったが、今度は神戸の風景も楽しみたい」と屈託がなかった。

     ◆

 午後3時開演。6千円。松方ホールチケットオフィスTEL078・362・7191

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