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 新型コロナウイルスの影響で大学入学共通テストなどを受けられなかった受験生の救済策を文部科学省が全国の国公私立大学に求めていた問題で、兵庫県内の複数の大学が救済策を公表しない方針を打ち出している。対象者がかなり少ないと想定され、該当者に個別に対応するという。

 文科省は10代のコロナ感染者急増に伴い、今月11日に急きょ救済策の検討を依頼。共通テストや2次試験を含む個別試験、または両方とも受けられなかった受験生に対し、再度の追試験や面接を行うなど、柔軟な対応を求めていた。

 救済策の非公表を決めたのは兵庫教育大。神戸大と兵庫県立大、関西学院大も「非公表の予定」という。

 神戸大の担当者は「共通テストの本試験、追試とも受験できない可能性は低い。対象者がいれば個別に説明したい」と話す。兵庫県立大は「救済策は急ごしらえで、本来の受け入れ方針とは異なる。受験生の有無も不明で、表に出すのは適切でない」とする。

 神戸市外国語大と同市看護大はホームページで、共通テストを受けられなかった受験生に対し、個別試験と調査書で判断すると公表した。

 一方、共通テストと個別試験を受けられなかった受験生への対応について、同市外大は「対応しない」と回答。「今から追試験を準備するのは難しく、合格者が出た場合は一般の受験生に不公平感が生じる恐れがある」と理由を挙げた。市看護大も「検討中」とした上で、「(共通テスト本試験、追試、個別試験の)3回の受験機会を失う可能性はかなり低い。入学手続きや定員を考えると、再度の追試験は難しいのではないか」と否定的な考えを示す。

 文科省は「救済策の公表は求めていない。事前に公表するのも方法だが、各大学の判断に委ねたい」としている。(古根川淳也)

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